6月からサイボウズで働き始めました。ただし完全フルタイムではないので、自分の会社と事業は今までと同じように続けます。 仕事内容としては、ノーコードで業務アプリが作れる「kintone」のUIやヘルプの英語翻訳です。 実は […]
カテゴリー: 翻訳
「ウェブ」か「Web」か
先日、仕事で書き物をしていたところ、「『ウェブAPI』と書かれているが『Web API』でなくてよいか?」という指摘を受けた。 私は基本的に「ウェブ」とカタカナ表記をするが、世間的には「Webアプリ」や「Webデザイン」 […]
翻訳メモリー時代の終わりは来るか?
翻訳メモリー(TM)が翻訳業界で広く使われ始めたのが1990年代後半という話(PDF)なので、すでに四半世紀くらいは経っている。私が翻訳者になったのは2002年だが、ITマニュアルなどではすでにTMを使った翻訳が一般的だ […]
今後の翻訳業界に重要な3つのエラー項目
AAMTの「MTユーザーガイド」の関連記事内で、第2章「翻訳品質」にエラー項目が4つ(正確さ、流暢さ、用語、スタイル)しか含まれていない点に私は疑問を呈した。これには単にJTF翻訳品質評価ガイドラインのコピーが中途半端だ […]
AAMT「MTユーザーガイド」著作権侵害事件の総括
2022年9月26日にAAMT(アジア太平洋機械翻訳協会)から「MTユーザーガイド」のページ上で声明が出された。 これまで本ブログでAAMTの対応を批判してきたが、あまり自分のブログをネガティブな内容にしたくもないので、 […]
AAMTの著作権侵害を指摘したら、しれっとファイルが差し替えられ、完全コピーに変わっていた
以前書いた記事の続編となる。簡単にまとめると、AAMT(アジア太平洋機械翻訳協会)が2022年9月1日に「MTユーザーガイド」を公開したが、第2章に「JTF翻訳品質評価ガイドライン」から丸写ししたと思われる部分がいくつか […]
翻訳品質評価フレームワークのMQMは何が新しかったか
AAMT発行の「MTユーザーガイド」を扱った記事で、翻訳品質評価フレームワークである「MQM」(Multidimensional Quality Metrics)を取り上げた。MQMはエラー評価一辺倒だった従来の業界の品 […]
AAMT「MTユーザーガイド」に対する悲しみと怒り
目次 MTユーザーガイドの公開 2022年9月1日にアジア太平洋機械翻訳協会(AAMT)から『MTユーザーガイド ― 機械翻訳で失敗しないための手引き ―』(Ver. 1.0)が発行された。 この取り組み自体は評価できる […]