情報系の学校を卒業してから時間が経つので、そろそろ学び直さないといけないかなと感じていた。しかし、ただ漫然と学ぶのもと思い、「応用情報技術者試験」と「情報処理安全確保支援士試験」の合格を目標にしようと年初に決心した。どちらも半年に1回実施されるので受けやすい。後者は情報セキュリティー技術者向けの試験で、合格すると国家資格の「情報処理安全確保支援士」に登録できる。
結果
4月に応用情報技術者試験、10月に情報処理安全確保支援士試験を受け、どちらも何とか合格できた。
同年代へのアドバイス
五十路手前の人間が受験して一番大変だったのは、試験時間が長い点だった。
4月に受けた応用情報技術者試験は、午前が150分と午後が150分である。その間は硬いイスに座りっぱなしで、身動きが取れない。ちょっと立って伸びをするようなこともできない。そして普段使わない鉛筆でマークシートにマークしたり、長文を記述したりしなければならない。試験が終わる頃には、肩こり、腰痛、頭痛に見舞われた。もはや拷問である。
それだけではなかった。会場では試験後、受験者がエレベーターに殺到していた。待ちきれずに階段で13階から歩いて降りてしまった。だが、これがいけなかった。翌々日に足の筋肉痛がひどくなり、1週間ほど普通に歩けなかった。試験では知識だけではなく、体力も試されるのである。
会場がビルの場合、帰りは必ずエレベーターを使うことを同年代の皆様にアドバイスしたい。