Courseraの有料版を試す

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私が今年のブラック・フライデーで唯一購入したのは、MOOCプロバイダーのCourseraが提供していた「有料版1か月間1ドル」だった。

その1か月で修了できそうなものと思い、ミシガン大学が提供する「Django for Everybody」という専門講座(4コースから成る)を受けてみた。Djangoは少し触ったことがあったため、なんとか期日内に終えられた。有料版なので、写真のような修了証も発行された。

この修了証はCourseraのウェブ上で閲覧できる。こちらのリンクのような感じだ。LinkedInのようなSNS上のプロフィールにも表示可能なので、就職や転職を考えている人には便利だ。


この有料版であるCoursera Plusは充実していると感じた。大手企業が提供しているプロフェッショナル認定証(証明書)講座も、受けたい放題のようだ。一覧はこちらのページにある。例えば、Google、Microsoft、IBM、Metaなどが提供している。IT分野だと、フロントエンド、バックエンド、フルスタックのような新しめのエンジニア向け講座がある一方で、COBOLを学ぶメインフレーム開発者向け講座もあってなかなか胸が熱い。

現在、Coursera Plusの料金は月払いだと9,000円弱、年払いだと6万円程度だ(為替の影響で頻繁に変わる)。プロフェッショナル認定証を含めて年6万円で受講したい放題なら、悪くなさそうな印象は受けた。他の有名MOOCをいくつか見たが、料金的には割安に感じる。ブラック・フライデーは終わってしまったが、たまにセールをしているようだ。


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